Provincial towns & villages
城下町・宿場町・在郷町と、茅葺きの農家の村。西日本は瓦葺き・大壁で、雨のかかる腰を海鼠壁にした町家が多く、東日本は板葺き・真壁・せがい造が多い。雪国では庇を道に連ねた雁木やこみせの下を歩き、中部の街道筋には卯建が目立つ。都市の変化はゆっくり届き、ランプが農村に行き渡るのは明治末〜大正で、膳もちゃぶ台より長く残った。
地方の町と村・1780–1868
街道の宿場の土の道に、旅籠と本陣・木賃宿・出茶屋、揚げ戸の商家、板葺きの町家、卯建の家、見世蔵と土蔵が並ぶ。奥は枡形で道が左へ曲がる。
アトリエで開く地方の町と村・1895–1915
駅前の通りの突き当たりに下見板の平屋の駅舎が建ち、前は一段上げた砂利の広場。通りの両側に旅館・見世蔵・ミルクホール・派出所が並ぶ地方の駅前。
アトリエで開く地方の町と村・1185–1467
堀をめぐらし、内に網代の塀を立てた地方の武士の館。正面に棟門と土橋、真ん中に板葺きの主屋、西に厩。
元にした図・実物: 付録 A §B shinden(法然上人絵伝の例。配置と大きさは推定)
アトリエで開く地方の町と村・1780–1900
生垣で囲んだ屋敷地に、南を向いた茅葺き寄棟の主屋と前の広い庭、東に海鼠壁の土蔵、西に跳ね釣瓶の井戸。
アトリエで開く1780–1920
1780–1890
1800–1890
1893–1945
1760–1860
1776–1945
1700–1870
1635–1870
1650–1900
1890–1940
1700–1900
1700–1945
地方の町と村・1700–1945
2 間四方の土間と、囲炉裏を切る板の間の広間。天井は張らず、太い梁と垂木が見える。
地方の町と村・794–1945
3 尺角の炉縁と灰。自在鉤に小猿を通して鉄瓶を吊り、上に火棚。
元にした図・実物: Morse『Japanese Homes』1886 第 174〜176 図
アトリエで開く地方の町と村・1925–1945
鉄の管の枠に板の床、自転車の車輪の荷車。取っ手を地面に下ろして停まる。
元にした図・実物: 付録 A §B daihachi [S8]
アトリエで開く地方の町と村・1680–1945
街道の追分に立つ大きな石の常夜灯。2 段の台に四角い竿、格子の火袋と大きな笠。
元にした図・実物: 付録 A §B toro [D20][D21]
アトリエで開く地方の町と村・1936–1945
台車 2 つの長い車体で、前の角を大きく丸めた昭和の電車。大きな窓が片側 11 並ぶ。
元にした図・実物: 付録 B §B shiden [M3]
アトリエで開く地方の町と村・1925–1945
実用車の荷台の後ろの金具に、リヤカーの取っ手を掛けて引く。
元にした図・実物: 付録 A §B daihachi [S8]
アトリエで開く地方の町と村・1600–1945
反増のある笠木と島木、柱から出た貫と額束、根元に亀腹。柱は内へ少し傾く。村の社の型。
元にした図・実物: 付録 A §B torii [D37]
アトリエで開く地方の町と村・1185–1467
幅 3 間ほどの踏み固めた土の道。溝も舗装も無く、市の日には道の両側に棚と小屋が並ぶ(一遍上人絵伝の型。幅は推定)。
地方の町と村・1680–1945
箱根の旧街道のような幅 2 間の石畳の坂道。大きさのそろわない石を敷き、溝は無い(1680 年に敷いた。H1)。
地方の町と村・1601–1900
街道の宿場の幅 4 間の土の道。両側の旅籠と商家の前に素掘りの溝が通る。両端は枡形で道が曲がる。
アトリエで開く地方の町と村・1890–1935
駅の前に開いた幅 6 間の砂利の道。両側に石で組んだ溝。駅舎の前は家並みを下げた広場になり、車寄せの坂と植え込み、掲示場がある。
アトリエで開く
床の間を正面に据え、長押と竿縁天井で格を見せる客の部屋。

長火鉢とちゃぶ台を家族で囲む部屋。長屋では一間がすべて。

土間のへっついと水甕から、板の間とガスかまどへ。

帳場格子の内で番頭が帳面をつけ、客は畳に上がって品を見る。

行灯とろうそくの灯から、吊りランプ、笠の付いた電灯へ。

部屋の真ん中の炭火。長火鉢は茶の間の主の座。

嫁入りの長持と箪笥、身支度の鏡台。

一人ずつの膳から、家族で囲むちゃぶ台へ。