PDパブリックドメイン夜の部屋の灯りは、時代を見分ける一番の手がかり。江戸の部屋は床に置く行灯と燭台で、紙越しの弱い灯りが人の顔の片側だけを照らす。明治に石油ランプが入り、1877 年ごろ全国に広がるが、農村に行き渡るのは明治末〜大正。1887 年に東京で電灯の会社が開業し、大正に電灯が広まって、1935 年には一般の家の 9 割が電灯になる。灯りの高さも、床置きから天井の吊り下げへと上がっていく。
江戸・東京・1603–1900
引出しの台に 4 本の柱を立て、紙を張った火袋に組子を入れた行灯。上に提げ手の横木。
元にした図・実物: Morse『Japanese Homes』1886 第 205〜214 図
アトリエで開く江戸・東京・1700–1900
丸い台に 3 本の柱を立て、紙の筒の火袋を囲う行灯。筒の半分を回して開ける。高さ 812mm。
元にした図・実物: 江戸東京博物館の丸行灯の法量(32.4 × 32.4 × 81.2 cm)
アトリエで開く江戸・東京・1400–1900
真鍮の半球の台に柱を立て、受け皿にろうそくを挿す。台の径 300mm、高さ 2 尺あまり。
元にした図・実物: Morse『Japanese Homes』1886 の燭台の記述
アトリエで開く江戸・東京・1716–1945
筒形で上下の蓋に畳み込める旅の提灯。割竹の骨を紙で包む。
アトリエで開く江戸・東京・1600–1945
膨らんだ火袋に大きな字を入れた丸提灯。店先や縁日に吊るす。字は架空の札。
アトリエで開く江戸・東京・1875–1925
乳白の笠とガラスの火屋、油壺を吊り具で天井から下げた石油ランプ。ちゃぶ台の真上に下げる。
アトリエで開く写り方・資料の種類ごとに、一覧で見られます。
CC0CC0実物
late 16th century・The Met
CC0CC0錦絵・版本
Attributed to Suzuki Harunobu 鈴木 春信 | Japanese, 1725 (?)–1770
c. 1765・Art Institute of Chicago
CC0CC0錦絵・版本
Katsukawa Shunchō
1780–1795・The Met
CC0CC0錦絵・版本
Torii Kiyonaga
1783・The Met
CC0CC0錦絵・版本
Kubo Shunman
19th century・The Met
CC0CC0錦絵・版本
Suzuki Harunobu
ca. 1865・The Met
CC0CC0写真
Attributed to Kusakabe Kimbei
1870s–1890s・J. Paul Getty Museum
CC0CC0写真
Shinichi Suzuki
about 1873–1883・J. Paul Getty Museum
PDパブリックドメイン本の図版
Edward S. Morse(〜1925)
1886年(刊行)・Internet Archive
PDパブリックドメイン本の図版
Edward S. Morse(〜1925)
1886年(刊行)・Internet Archive